「重ね煮」については、こちらの「わら」さんのところに詳しく書いてありますし、本も出ているみたいです。
百姓屋敷 わら http://www.wara.jp/ka.html
はしょって説明すると、つまりは、その季節その地域でとれる野菜を丸ごといただく、という料理法。
特別な技術も、道具も、全然要らない。 どうやらいるのは、「ビタミン愛」なるものなんだとか。
作る時に気をつけるのは、お野菜を一定の法則で層のように重ねていくこと。
今日の材料は、
- ズッキーニ:冷蔵庫に入れっぱなし
- 大根:ずいぶん前に買ってほっとらかしになってた
- ネギ:ものすごく太くて(直径3cmくらい)これまた硬い
- キャベツ:ものすごくみっちり葉が重なって強烈に硬い葉っぱ
- ニンニク:芽が出そうになってる、、
- 玉ねぎ:中東食材のお店で買ったもの
- ジャガイモ:これまた硬くてホクホクしない
- カブ?:名前が分からないけど、カボチャくらい硬い
- ニンジン:スーパーで買ってきたもの
直径40cmもあろうかというIKEAで買ってきたお鍋いっぱいになるくらいに野菜が入りました。
その上に、お塩を適当に振って、ちょっと水を入れて、「おいしくなってねー」と手を合わせてふたをします。あとは弱火で(つーか、こっちは電気コンロなので2/6のメモリにあわせて)待ちます。
その間、ご飯を炊いて、教科書片手に待つこと30分。
おおぉ、全然焦げることなく出来上がり!しかも、野菜の色がきれい!
わくわくしながら食べてみると、おおぉぉ!!! びっくり!!!
キャベツがすごく甘くなってるし、ニンジンもうまみが増しているし、じゃがいもがちょっとホクホク感がしているし、美味しいぃぃぃ!!
ベーコンも、お出汁も、コショウもコンソメも使ってないのに、こんなにおいしいのは驚き。
HPに書いてあったみたいに、本当にお野菜の持っているうまみが倍増って感じです。
そのまま何もつけづに、まず一皿。
で、そのあとインスタントのおみそ汁の中にたっぷり入れて、ご飯と一緒にもう一皿。
うあぁー、こんなに美味しいんだったら、もっと早くから作るんだったぁ!!
これを読んでる皆様、ほんと、超おススメです。おいしいです。簡単だし。
料理してる間、ほっとらかしにできるし。
マクロビオティクスとか、陰陽調和とか、難しくてよくわかりませんが、要するに、自然の移り変わりの中で体が欲するものをおいしくいただきましょうってことですね。
婦人科の先生から、下半身が冷えるなどの時には根菜類をたくさん食べてねって言われていたのは、こういうことなんですね。たぶん、英国に来てからすごく冷えるので、体がほしがっていたんでしょう。
まだまだお鍋にたっぷり残っているので、明日はトマト缶で煮込んでみることにします!
1 comment:
すごい!!
実は、今スープを作ったばかり。だいたいいつもレシピは決まっていて、ベーコン、タマネギ、人参、ごぼう、芋類、大豆、しいたけ、しめじ、ねぎ、白菜、豆腐の順に刻んでぶち込むのですが、味付けをしないとおいしくないんですよね。
重ね煮は何が違うんでしょうね。順番?キノコが一番下って、思いもしませんでした。
あと普段、穀物と芋は余り入れないですし。
今度やってみます!
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