MScのコースが始まって、2ヶ月たって、ようやく最初の大きなAssignmentの締め切りがありました。Health Policyについて述べるものですが、その内容は別のところに書きますね。
指定された単語数(文字数じゃないところが日本と違う)は、4000。
Pre-Masters Programmeで最長だったのが5000ですから、ちょっと及び腰で取り組みました。
締め切り直前にならないとなかなか本腰になれない性分がたたり、結局、最終日は徹夜で書いて、最終的にA4で15ページくらいになったEssayを走って提出してきました。 ふぅ。
提出日は、Manchester ではすこぶる珍しい「快晴」で、目を開けていられないほど眩しく感じました。空気もとても澄んでいて、Essayを提出できた達成感もあり、(徹夜明けでハイになっていたのもあるんでしょうが)なんかとっても幸せな気分でした。
すっかり葉が落ちてしまった街路樹も、デコボコの歩道にある水たまりも、大学の中心にある教会の塔も、吐く息が白くなるほど寒いのにまだ青々とした芝生も、道路をいきかう2階建てバスでさえも、とっても美しく見えました。 さらに言うなら、英国の晴れた空の下を大好きなMINIが走っているのを見たのも、幸せ倍増でした。
Taskがあってそれを乗り越えないと幸せは感じられない、というわけではないですが、達成感を感じることでの幸せは、やっぱり何か「締切」があったほうが感じやすいのかもしれないですね。 ボーっとしていても1日は過ぎてしまうけど、眠りにつくときに「今日はこれをやりました!」って思うことができたり、起きた時に「今日はこれをやりましょう!」って事があるってことは、幸せだなぁって思います。
仕事をしていたときには、なんだか毎日がバタバタ過ぎて行ってしまって、桜が咲いたとか、盆踊りがあったとか、お月見があったとか、そういう季節を感じる間もなく過ぎて行ってしまっていて、「休みが欲しいぃー」っていつも思ってました。 子どもたちの胃腸炎が増えたことで冬を感じたり、熱中症で担ぎこまれるおじいちゃまを通じて夏の暑さを知る生活は、やっぱり人の生活としておかしいよなぁって、思ってました。いや、今でも思っています。
でも、翻ってみると「やる事がある」ことの幸せってなかなか感じにくかったかなぁって、今になると思います。
日向ぼっこしている愛犬を見ては「お前はいいよなぁー」って思ったり、
水槽の中の熱帯魚を見ては「シンプルな生き方もいいかもねぇ。。」って思ってたけど、
いやいや、
やっぱり「やる事」がたくさんあって、毎日めまぐるしくて、ベッドに入ったらすぐ眠れちゃって、それでもって一つ一つに達成感を感じながら時を過ごしていくほうが、どんなにか幸せかって思います。
ただ忘れちゃいけないのは、「やらされて、やる」んじゃなくて、「やろうと思うから、やる」。 その結果として「頑張ったわぁー」って感じる(& それを感じる時間的余裕がある!)のが、いいよなぁーってね、思います。
24 November 2007
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