10 November 2007

英国に持ってきて良かったもの

 さて、今回は渡英に当たり「持ってきて良かった―」って思ったものを書いてみます。

 まず、「おはし」
 当たり前っちゃぁ、あたりまえなんですが、お箸ってあんまり売ってないんですよね。
 China townやKoreanがやっているお店なんかでは、プラスチックでできた25㎝くらいあるんじゃないかっていうお箸は売っているんですが、木や漆が塗っているようなものとは、ちょっとお目にかかれません。 友達と一緒に食事をするときなんかを考えて、3膳ほど持ってきてたのですが、役に立ってます。

 次に、「さいばし」
 料理をするときに、いつも使っていた道具っていうのはやっぱり持ってきて良かったなと。
 竹でできた製品って、あんまり売っていないのね、英国って。(あたりまえか、、)
 こちらだと、炒めるときなどは木でできた大きなスプーンやフォークのようなもの(サラダを取り分けるときに使うようなもの)や、フライパン返しみたいなものを使うのですが、やっぱりなんというか、菜箸って便利なんですよ。
 菜箸だと、とき卵みたいに何かをかき混ぜる時も、フライパンにくっついた細かいごはんなんかを集める時も、パスタとソースをからめる時も、一番うまくいく気がします。

 さらに、「竹ベラ」
 こちらの木でできたものに比べて、ヘラの先の厚みが薄いので、フライパンとの接点が大きくなって炒めるときとかにうまくいきます。
 「弘法、筆を選ばず」と言いますが、いやいや、やっぱし料理にいい道具は必要です!

 それから、「スターバックスのタンブラー」
 アメリカとか日本では、結構使っている人を見かけますが、Manchesterではほとんど見かけないですね。何ででしょうか?英国で売っているタンブラーは、横にすると中身がこぼれてしまうような設計なのですが、スタバのタンブラー(別にスタバのじゃなくてもいいんですが)ゴムのパッキンがしっかりしているものだと、リュックに入れても大丈夫なので、重宝します。 私のはアメリカで買ったものですが、日本のスタバにも同じようなものが売ってます。
 カプチーノを飲むたびに紙コップを使うのが、なんかすごくもったいないので、学校に行くときには必ずコーヒーか紅茶にミルクをたっぷり入れて、持っていくことにしています。
 Manchesterにあるスタバでタンブラーを売ってるかなーってのぞいてみるんですが、おいてあるのを見たことがないのです。 Webでは売っているみたいなんですけど。
 今のクラスメートからも、日本から買ってきてくれないかって頼まれたりします。
 先日、大学のビルのエレベーターの中で飲んでいたら、知らない教授に「どこで手に入れたのか教えてほしい」って言われて、アメリカで買ってきたって言ったら、今度の出張で買ってこようって言ってました(笑)

 あとは、学生として留学するからっていうのもありますが、文房具を持ってきて良かったなと。
 ホチキス、ボールペン、ハサミ、カッター、穴あけパンチ、消しゴム、定規。
 別に、こちらでももちろん購入できるんですが、学校が始まってすぐに使うものとして、あるととっても便利です。 特に、カッターは重宝してます。 手荷物ではなく、預ける荷物の中に入れてしまえば、刃物でも持ってくることができます。

 それから、「爪切り」、「毛抜き」、「みみかき」
 ためしに英国の爪切りと毛抜きを使ってみたら、切れないし抜けない。
 っていうか、ちゃんと刃が合わさっていない、、、、 別に日本のものがMade in Japanじゃぁないんでしょうし、英国で売っているものがMade in UKじゃないんでしょうけど、なんていうか、「精密さ加減」が違うような気がする、、
 あとは、(これまた竹でできた)みみかきは、必需品かなと。

 どれもこれも、なくても別に生きては行けるし、代用品ももちろんあるんですが、何というか、使うたびに「持ってきて良かったなぁ」と思うわけです、はい。

2 comments:

Anonymous said...

”今更留学記”からこのブログに来ました。私も日本で家庭医をしていましたが、夫の仕事でアメリカに来ています。餞別でいただいた箸と箸置きが確かに役に立っています。オリエンタルマーケットで箸は手に入っても、チープな感じのものしかないので、やはり日本の箸は良い。しかも荷物にならなかったし。菜箸も確かに必要です。トングで代用しています。意外なところで役に立ってしまったのが、懐中電灯付のラジオ。雪で停電になったんです。同様の物は探せば手に入ると思いますが、備えあれば・・・でした。先生が指摘される日本でのシステムの問題は、多くの方が感じていることだと思います。私もビジネスと臨床の両面から解決策を探りたいと思い、日本の大学院に入学しましたが、休学してこちらに来ています。先生の学びの成果を期待しております。臨床を離れている間のブランクの影響は、私にはまだわかりません。私は2009年よりアリゾナ大の統合医療プログラムに参加します。これからもブログを楽しみにしています。よろしくお願いします。

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ポチさん
こんにちは、はじめまして。コメントをいただきありがとうございます。そうですか、アメリカですか!では、大先輩に当たるんですね。今後ともよろしくお願いいたします。
なるほど、懐中電灯付きラジオですか、今度日本に帰ったら入手してこようと思います。 英国では「火事」に対しての対策(部屋毎の扉、廊下の扉、玄関の扉、、扉だらけです)はしっかりしている(様に見える)のですが、全くないわけではない地震や停電等の対策は、果たしてどうなっているのか不安です。
今後の学びで、日本に対してどのような還元の方法があるのかも考えていかないとなぁと思っていますが、ぜひ、ポチさんの学びも教えてください。
2009年からのプログラムの参加、素晴らしいですね!Complementary and Alternative medicine のプログラムでしょうか。本当に面白そうです。ぜひまたお知らせください!