そういえば、私の所属するコースの概要について書いてなかったなぁと思いだし、どんなコースでどんなことを学んでいるかという概要を説明したいと思います。
私の所属するコースは、MSc Healthcare Management というコースで、Full-timeは12か月、Part-timeだと2年以上で修了するコースになります。
全英で一番大きなCampus-based business and management schoolでもあるManchester Business Schoolのコースの1つであり、2000人を超える学生と200人以上の教員たちが所属しています。Distance learningも盛んで、世界中の3500人以上の学生が通信教育を受けています(ただ残念ながらMSc Healthcare Managementでは提供されていません)。Business Schoolはthe University of Manchester Faculty of Humanitiesの一部を担っています。また、ResearchをメインとするCentre for Public Policy and ManagementのTeaching staffが授業を担当します。 ちなみに、大学自体も全英で一番大きな大学です。
このコースはTaught course(いわゆるレクチャーやグループワークなどで教育をうける)になっています。
- Semester 1 :9月中旬から12月中旬まで
- Semester 2 は1月中旬から5月初旬まで
- 5月から9月初旬まで:Dissertationを書く
Core course units
- Contemporary issue in health policy (30 credits)
- Management and governance in healthcare organisations (15 credits)
- Personal and organisational development (30 credits)
- Research methods (15 credits)
- Collaborative working in health and social care (15 credits)
- Public health and healthcare management (15 credits)
- Organisational behaviour (15 credits)
- Leadership and service improvement (15 credits)
- International healthcare system: comparative analysis (15 credits)
- International healthcare systems: themes and challenges (15 credits)
Semester 1 ではCoreの1と3、Optionalの4を学びました。 Semester 2 では、Coreの2,3,4とOptionalの3を学び、DissertationのためのProposalの発表などもあります。
すべてのUnitのAssessmentは、3000-4000 words Essay で行われます。他のコースではExaminationやPresentationも評価の対象になるようですが、私のコースではEssayで100%の評価が決まります。つまり、Essayがコケちゃうと卒業できないってことになっちゃいます。 とにかく自分の考えを「書く」ということです。
このコースでは、Full-timeとPart-timeの学生が同じ授業を受けるために、Part-time students達が受講しやすくなるよう授業を数日間でまとめて行われる形式を取っています。このため学校に行くのは驚くほど少ない日数しかなく、それ以外の時間はほとんど自己学習(関連書籍のReadingなど)に費やされることになります。 ただしこれは、ほかの大学に行く友人たちに聞くと、かなり珍しいらしい。。
毎日学校に行って授業を受けるという日本の教育システムに慣れていたので、授業がなくてぽっかり時間が空いてしまい、自分で学ぶことを決めて進めていくというTime managementが強烈に要求される環境になって、最初の数ヶ月は呆然としてしまいました。。
授業では、テーマのコアに関連する文献が提示されるのみで、あとはどこまで深めるかはそれぞれの学生に任せられているという感じです。待っていても誰も何も教えてくれませんから、自分のTutorに連絡を取ったり、図書館に通ったり、Internetで論文を集めたり、友達と学習会をしたりして学ぶ必要があります。 そのかわり、Tutorはたくさんの情報を提供してくれますし、図書館は全英1-2位を誇る蔵書数があって探して見つからなかった事はほとんどありませんし、Librarianの方たちは本当に博識ですし、学ぶ環境は非常に恵まれています。あとはどれだけ自分が求めるかというのにかかっているように思います。
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