02 October 2007

Contemporary Issues in Health Policy

 9月24日から最初の授業が始まりました。Health Policy(HP):医療政策 について。

<授業の目標>
・医療政策における、近年の問題を認識し、議論する
・政策決定、政策の導入、政策分析に関連する情報を認識し、
・医療施策に対して批判的分析ができるような思考と技術を開発する

 朝から夕方までお昼をはさんでぶっちぎりの授業で、「政策用言語」に慣れていない & British-Englishが耳からこぼれおちてしまう。。

○1日目の内容
 HP作成段階で、Rationalでいくか、Realでいくか
 HPの策定にあたって、どのようなStakeholderが関わり、どのStakeholderが最も影響を与えているか。
 HP作成におけるEvidence, Value, Ethicsとは
 具体的にだれがどうやって作成しているか
 作成されたHPをどのように導入するのか、System作りと方法論
 政策の評価ー効果と効率性

 ここまでレクチャーでバーっと流し、そのあとSmoking and Tabacco controlの政策について上記の視点を踏まえてクラス討議をしました。 70年代にたばこ会社が作成した「Smoking is Safe」というビデオをみて、その提示されている科学的根拠について、このビデオが放映されたあとに政府はどのような手段を取るべきかなども議論しました。

 各国でさまざまな医療政策:HPが提案されているけれども、なぜその政策が提案されたのか、誰が首謀者(?)なのか、その根拠や導入方法はどんなものか、その結果どんなインパクトが社会にあったのか、そういったことを分析することで、初めて本当の意味でのHPが理解できるんだなぁ、、 とにかく「Why?」の連発です。

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